FXのピラミッティングとは

今、投機の手段として注目されているFX(外国為替証拠金取引)。高配当が期待できるため始める人も増えていますが、取引の仕方によっては非常に高いリスクがあるので、その手法や知識は非常に大切です。そのFXの取引の手法のひとつが、ピラミッティングです。ピラミッティングは取引の技術の中でも高等なものなので、初心者やまだ自信のない人は、もう少し慣れてから行なうようにしましょう。ピラミッティングとは、アメリカのトレーダーだったウィリアム・デルバード・ギャンが20世紀前半に唱えた取引の理論、ギャン理論の中のひとつの理論です。このピラミッティングという理論は、一定期間に、一定の方向に進んでいく状態がはっきりしている相場(トレンド相場)での投資手法です。最初に買ったレートで、徐々に利が乗ってくるような状態になってきて、まだ相場のトレンドは続いていくであろう事が予想されるとき、さらに追加して買い増していく手法です。ただ、相場が急に変わったときには、利益をすべて失くす可能性がありますから、十分に注意して行なう必要があるのです。

FXのピラミッティングを行なうポイント

FXの中で、高等な取引技術の一つ、ピラミッティング。これは、日本語では「乗せ商い」と呼ばれています。ピラミッティングは、アメリカのトレーダー、ギャンが考案した技術で、うまくいけば非常に大きな利益を得ることができます。例えば、最初に100株分(株とする)購入したとします。その後、値幅が一定に上昇するごとに、50株、30株、20株などと買い増しをしていくことを、ピラミッティングといいます。そう考えると、ピラミッティングが可能になるのは、一定期間の相場の動きがしばらくそのまま続くことが明確に予想できる場合だけで、一定期間相場が上昇していくことが明らかと予想できる商品では買いのピラミッティングをし、一定期間相場の下降が明確な場合は売りのピラミッティングをするということになります。このピラミッティングを行なうときのポイントは、追加する分は、漸次減らしていくことです。なぜかとういと、ギャンの言葉を借りれば、相場が有利になるたびに、それ以上有利になる機会は少なくなるため、追加分は減らしていくのが安全な方法といえるからです。

ピラミッティングはタイミングが重要!

ピラミッティングの技術を考案したアメリカのトレーダー、W・D・ギャンは、彼のテクニカル分析をまとめた理論、ギャン理論の中で、「ピラミッティングのタイミングに注意すること」といっています。なぜなら、ピラミッティングのタイミングを間違え、相場が急激に反転してしまったら、そのときの損失は非常に大きくなる可能性があるからです。そのためピラミッティングを行なうタイミングとしては、為替が活発になって、これ以上下落するのを拒んでいるようなライン(抵抗線)を抜けたら買い増しし、逆にこれ以上上昇するのを拒むようなライン(支持線)を割ったら売り増しすることです。このように、ピラミッティングがその力を十分に発揮するのは、トレンドが乗ったときですから、過去の価格や時間・出来高などから将来のトレンドを分析するテクニカル分析や、需給関係などから予測する方法であるファンダメンタル分析でどちらもトレンドが一定だと出ないと、売り買いは行ないません。ピラミッティングは、そのタイミングを見極められるようになってから、行なうようにしましょう。

Copyright © 2008 FXにおけるピラミッティングの重要ポイント